<title>電子メール自己防衛 - 無差別な監視にGnuPGの暗号化で抵抗</title>
<meta name="keywords" content="GnuPG, GPG, openpgp, surveillance, privacy, email, Enigmail" />
- <meta name="description" content="Email surveillance violates our fundamental rights and makes free speech risky. This guide will teach you email self-defense in 30 minutes with GnuPG.">
- <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
- <link rel="stylesheet" href="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/css/main.css">
+ <meta name="description" content="Email surveillance violates our fundamental rights and makes free speech risky. This guide will teach you email self-defense in 30 minutes with GnuPG." />
+ <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1" />
+ <link rel="stylesheet" href="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/css/main.css" />
<link rel="shortcut icon" href="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/favicon.ico" />
</head>
-->
<!-- ~~~~~~~~~ GnuPG Header and introduction text ~~~~~~~~~ -->
-<!-- ~~~~~~~~~ Revision as of 18:53, 1 June 2014 by Zakkai ~~~~~~~~~ -->
+
<header class="row" id="header">
<div>
<h1>電子メール自己防衛</h1>
<a href="windows.html">Windows</a>
</li>
<li class="spacer">
- <a href="https://fsf.org/share?u=https://u.fsf.org/zb&t=%40fsfで皆さんのメール暗号化へ">
- #EmailSelfDefense
+ <a href="https://fsf.org/share?u=https://u.fsf.org/zb&t=Email encryption for everyone via %40fsf">
+ 共有
<img src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/gnu-social.png"
class="share-logo" alt="[GNU Social]">
<img src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/pump.io.png"
<h3><a href="http://u.fsf.org/ys"><img alt="Free Software Foundation" src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/fsf-logo.png" /></a></h3>
<span style="font-size:125%"><p>私たちFree Software Foundationはパソコンのユーザの権利のために戦って、(自由の)フリーソフトウェアの開発を促進します。無差別な監視に抵抗するのは私たちにとって非常に大切なことです。</p><p><strong>私たちはこのガイドをもっといろいろな言葉に翻訳したいと思っています。モバイル向けの暗号化ツールも予定しています。世界中でたくさんの人たちがフリーソフトウェアを利用して自分のプライバシーを守れるように支援しようと思っています。どうぞ私たちを寄付で支援してください。</strong></p></span>
- <p><a href="https://crm.fsf.org/civicrm/contribute/transact?reset=1&id=14&pk_campaign=email_self_defense&pk_kwd=guide_donate"><img alt="Donate" src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/ja/donate.png" /></a></p>
+ <p><a href="https://crm.fsf.org/civicrm/contribute/transact?reset=1&id=14&pk_campaign=email_self_defense&pk_kwd=guide_donate"><img alt="Donate" src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/ja/donate.png" /></a> </p>
</div><!-- End #fsf-intro -->
<div class="intro">
<p>
<a id="infographic" href="infographic.html"><img src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/ja/infographic-button.png" alt="View & share our infographic →" /></a>
- 無差別な監視は人権の侵害であり、言論の自由と対立するものです。このガイドでは、このような監視に対する自衛手段としてメールの暗号化を説明します。このガイドを読み終えれば、監視エージェントやデータ泥棒には読めないメールを送受信することができるようになります。必要なのはインターネットに接続できるパソコンとメールアカウントの他には、ほんの30分ほどです。
- </p>
-
+ 無差別な監視は人権の侵害であり、言論の自由と対立するものです。このガイドでは、このような監視に対する自衛手段としてメールの暗号化を説明します。このガイドを読み終えれば、監視エージェントやデータ泥棒には読めないメールを送受信することができるようになります。必要なのはインターネットに接続できるパソコンとメールアカウントの他には、ほんの30分ほどです。</p>
<p>あなたには隠したいものが何もないとしても、暗号化技術を使えば相手のプライバシーを守り、無差別監視システムによる侵害を困難にします。もし大切で隠すべき何かをお持ちなら、頼りになるツールがすでにあります。このツールはエドワード・スノーデンが貴重な秘密情報を報道機関に送るためにも使いました。</p>
<p>監視に抵抗するには暗号化の他にも政治的な行動によって<a href="http://gnu.org/philosophy/surveillance-vs-democracy.html">私たちについて収集されるデータを減らす必要</a>があります。その重要な第一歩としてまずあなた自身を守り、あなたを監視されにくくするのです。では始めましょう!</p>
- </div>
+ </div><!-- End .intro -->
</div>
</header><!-- End #header -->
<div class="section-intro">
<h2><em>#1</em> 必要な部品を集めよう</h2>
<p class="notes">このガイドで登場するソフトウェアは自由なソフトウェアライセンスに基づいています。そのようなソフトは完全な透明性があり、誰でもコピーができ、自分だけのバーションを作ることもできます。そういう特徴があるため、フリーソフトウェアライセンスのソフト(短くフリーソフト)は(Mac OSのような)プロプライエタリソフト、つまり売っている会社だけが中身を知っているようなソフトよりよほど監視しにくいのです。自分の自由を守るためにも、プライベートの情報を監視しにくくするためにも、GNU/Linuxのような、自由なオペレーティングシステムに切り替えることをおすすめします。詳しくは<a href="https://u.fsf.org/ys">fsf.org</a>をご覧ください。</p>
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- <p>すぐに取りかかりたいのですが、実はデスクトップ用のメールプログラムが必要です。このガイドは無料でダウンロードできるThunderbirdを想定して書かれています。ブラウザーを使ってもGmailのようなメールアカウントをアクセスできますが、Thunderbirdを始めとするメールプログラムはブラウザーよりも多機能です。</p>
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+ <p>すぐに取りかかりたいのですが、実はデスクトップ用のメールプログラムが必要です。このガイドは無料でダウンロードできるThunderbirdを想定して書かれています。ブラウザーを使ってもGmailのようなメールアカウントをアクセスできますが、Thunderbirdを始めとするメールプログラムはブラウザーよりも多機能です。</p>
<p>そういうメールプログラムがもうパソコンにインストールされているなら、<a href="#step-1b">1.B</a>に進んでください。</p>
</div><!-- End .section-intro -->
<dd>メニューからウィザードを始められるのですが、メールプログラムごとメニューの名前が違う場合があります。「新規」といったメニューの中で「アカウント作成」とか「新規または既存のアカウント」などの項目を試してみてください。</dd>
<dt>ウィザードではアカウントが見つからない、メールをダウンロードしない</dt>
<dd>インターネットを検索する前に、同じメールプログラムを使っている人に正しい設定方法をたずねてみることをお勧めします。</dd>
- <dt class="feedback">問題が解決しませんでしたか?</dt>
- <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
+ <dt class="feedback">問題が解決しませんでしたか?</dt>
+ <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
</dl>
</div><!-- /.troubleshooting -->
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #step1-a .step -->
-
<!-- ~~~~~~~~~ a div for each step ~~~~~~~~~ -->
<div id="step-1b" class="step">
<div class="main">
<h3><em>ステップ1.B</em> GPGToolsをダウンロードして、GnuPGインストール</h3>
- <p>GPGToolsはGnuPGを含むソフトウェアのパッケージです。そのパッケージを<a href="https://releases.gpgtools.org/GPG%20Suite%20-%202013.10.22.dmg">ダウンロード</a>し、既定の設定を選んでインストールしてください。インストールが終わったら、残っているウインドウはもう閉じましょう。</p>
+ <p>GPGToolsはGnuPGを含むソフトウェアのパッケージです。そのパッケージを<a href="https://gpgtools.org/#gpgsuite">ダウンロード</a>し、既定の設定を選んでインストールしてください。インストールが終わったら、残っているウインドウはもう閉じましょう。</p>
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #step1-b .step -->
<dd>メニューが横棒3本で表示されるメールプログラムもたくさんあります。</dd>
<dt class="feedback">問題が解決しませんでしたか?</dt>
- <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
+ <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
</dl>
</div><!-- /.troubleshooting -->
</div><!-- End .main -->
<h3><em>ステップ2.A</em> 自分専用の鍵ペアを作る</h3>
<p>Enigmailセットアップウィザードが自動的に始まります。もし始まらなければ電子メールプログラムのメニューでEnigmail→設定ウィザードを選択してください。ウィザードの始めの方のウィンドウに現れる説明は読まなくてもいいですが、後のウィンドウの説明は重要です。次の説明で特に指定のある場合以外は既定のオプション(デフォルト)をそのままにして「次へ」をクリックしていきます。</p>
<ul>
- <li>「暗号化」のウィンドウでは「常に暗号化する(プライバシーを重視)」を選択します。</li>
- <li>次の「署名」というウィンドウでは、「署名しない(メールごとの個別指定および受取人ごとの設定に従う)」を選択します。</li>
- <li>「鍵の選択」というウィンドウでは、「電子メール署名/暗号化に使用する鍵ペアを新規に作成します」を選択します。</li>
- <li>「鍵の生成」というウィンドウでは、なるべく強いパスワードを入力してください。つまり、長さが12文字以上で、数字や句読点や大文字・小文字のどれもが1個以上は使われるのがよいパスワードです。パスワードは忘れないでください。ここでの努力がみんな無駄になってしまいますから。</li>
+ <li>「暗号化」のウィンドウでは「常に暗号化する(プライバシーを重視)」を選択します。</li>
+ <li>次の「署名」というウィンドウでは、「署名しない(メールごとの個別指定および受取人ごとの設定に従う)」を選択します。</li>
+ <li>「鍵の選択」というウィンドウでは、「電子メール署名/暗号化に使用する鍵ペアを新規に作成します」を選択します。</li>
+ <li>「鍵の生成」というウィンドウでは、なるべく強いパスワードを入力してください。つまり、長さが12文字以上で、数字や句読点や大文字・小文字のどれもが1個以上は使われるのがよいパスワードです。パスワードは忘れないでください。ここでの努力がみんな無駄になってしまいますから。</li>
</ul>
-<p class="notes">次の「鍵の生成 現在、鍵を生成中です」というウィンドウでは計算が終わるまでちょっと時間がかかります。計算をしている間は映画を見るとかウェブを見るとか、とにかくパソコンを使うほど鍵の生成が速く進みます。</p>
-<p>「Enigmail確認、鍵の生成が終了しました。失効証明書を作成することを強く推奨します。」というウィンドウが現れたら「証明書を生成」を選択し、パソコン内のフォルダを決めてそこに保存してください。このフォルダは例えばホームに「鍵失効証明書」といった名前で作り、その中へ保存することをおすすめします。電子証明書の作成でもっと詳しいことに興味があれば<a href="#section5">5章</a>を参照してください。</p>
+ <p class="notes">次の「鍵の生成 現在、鍵を生成中です」というウィンドウでは計算が終わるまでちょっと時間がかかります。計算をしている間は映画を見るとかウェブを見るとか、とにかくパソコンを使うほど鍵の生成が速く進みます。</p>
+ <p>「Enigmail確認、鍵の生成が終了しました。失効証明書を作成することを強く推奨します。」というウィンドウが現れたら「証明書を生成」を選択し、パソコン内のフォルダを決めてそこに保存してください。このフォルダは例えばホームに「鍵失効証明書」といった名前で作り、その中へ保存することをおすすめします。電子証明書の作成でもっと詳しいことに興味があれば<a href="#section5">5章</a>を参照してください。</p>
<!-- ~~~~~~~~~ Troubleshooting ~~~~~~~~~ -->
<div class="troubleshooting">
<h4>トラブル・シューティング</h4>
<dl>
<dt>Enigmailメニューが見つかりません。</dt>
- <dd>メニューが横棒3本で表示されるメールプログラムもたくさんあります。Enigmailが「ツール」というメニューの中に入っていることもあります。</dd>
- <dt>ウィザードに「GnuPGが見つからない」と表示されました。</dt>
- <dd>いつもインストールに使うプログラムを起動して、GnuPGを検索して、インストールしてください。インストールしたらEnigmail→設定ウィザードを選択して、Enigmailの設定ウィザードを再起動してください。</dd>
+ <dd>メニューが横棒3本で表示されるメールプログラムもたくさんあります。Enigmailが「ツール」というメニューの中に入っていることもあります。</dd>
<dt class="feedback">問題が解決しませんでしたか?</dt>
- <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
+ <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
</dl>
</div><!-- /.troubleshooting -->
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #step-2a .step -->
+
+ <!-- ~~~~~~~~~ a div for each step ~~~~~~~~~ -->
<div id="step-2b" class="step">
<div class="main">
<h3><em>ステップ2.B</em> 公開鍵を鍵サーバーにアップロードする</h3>
<p>メールプログラムのメニューでEnigmail→鍵の管理を選択してください。</p>
- <p>生成した公開鍵を右クリックして、「鍵サーバーへ公開鍵をアップロード」を選んでください。ポップアップ表示される既定(デフォルト)の鍵サーバーをそのまま使いましょう。</p>
+<p>生成した公開鍵を右クリックして、「鍵サーバーへ公開鍵をアップロード」を選んでください。ポップアップ表示される既定(デフォルト)の鍵サーバーをそのまま使いましょう。</p>
<p class="notes">これであなたへ暗号化されたメールを送ろうとする人が、あなたの公開鍵をインターネットからダウンロードできるようになりました。アップロードするときに鍵サーバーがいくつか表示されていてその中から選択できるのですが、実はどれも互いにコピーをとっています。つまりどの鍵サーバーへアップロードしても同じ結果になるのです。ただ、公開鍵をアップロードしてから他のサーバーへコピーされるまでに数時間かかる場合もあります。</p>
<!-- ~~~~~~~~~ Troubleshooting ~~~~~~~~~ -->
<div class="troubleshooting">
<dt>実行中のバー表示が最後までいかない</dt>
<dd>まずアップロードのポップアップを閉じ、インターネットに接続していることを再確認した上で、もう一度開始させます。それでもだめだったら、違う鍵サーバーを選択してください。</dd>
<dt>私の鍵がリストにありません。</dt>
-<dd>「デフォルトで全ての鍵を表示する」をチェックしてください。</dd>
+ <dd>「デフォルトで全ての鍵を表示する」をチェックしてください。</dd>
<dt class="feedback">問題が解決しませんでしたか?</dt>
- <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
+ <dd class="feedback"><a href="https://libreplanet.org/wiki/GPG_guide/Public_Review">フィードバックのページ</a>で知らせてください。</dd>
</dl>
</div><!-- /.troubleshooting -->
</div><!-- End .main -->
- </div><!-- End #step-2a .step -->
+ </div><!-- End #step-2b .step -->
+
<!-- ~~~~~~~~~ a div for each step ~~~~~~~~~ -->
<div id="terminology" class="step">
<div class="main">
<p>おおざっぱにはGnuPG、GPG、GNU Privacy Guard、OpenPGP、PGPはどれも似たようなものです。細かく言えば、OpenPGPは暗号化標準のひとつで、PGPは「結構しっかりしたプライバシー」という意味の頭文字です。GNU Privacy Guardはその標準にそったプログラムの名前で、GPGとかGnuPGという頭文字で呼ばれることもあります。EnigmailはメールソフトからGnuPGを利用するためのプラグインプログラムのことです。</p>
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #terminology.step-->
+
+
</div>
</section><!-- End #section2 -->
<p class="notes">Edwardから自動返信が届くまで2、3分かかることもあります。待っている間、下記の<a href="#section5">「GnuPGを上手く使う」</a>のセクションを見てもいいでしょう。Edwardから返事が届いたら、次のステップに進みましょう。ここからは人間にメールを送るときと同じ手順です。</p>
<p>Edwardから届いた返信を開こうとするとパスワードを入力するプロンプトが現れる場合もあります。秘密鍵を使うためにパスワードが必要なのです。</p>
-
</div><!-- End .main -->
- </div><!-- End #step-3b .step -->
+ </div><!-- End #step-3a .step -->
<!-- ~~~~~~~~~ a div for each step ~~~~~~~~~ -->
<div id="step-3b" class="step">
<p>先ほどの「Enigmail鍵の選択 鍵が無効、信用していない、もしくは見つからない受取人」というポップアップに戻ってきたはずです。そこでEdwardの鍵の隣のボックスにチェックマークをつけてから、「送信」をクリックします。</p>
- <p class="notes">Edwardにメールを送る時にEdwardの公開鍵を使用したので、解読にはEdwardの秘密鍵が必要です。Edwardの秘密鍵はEdwardにしかありませんので、Edwardだけがそのメールを解読できます。そのメールを送信したあなたでさえ解読できません。</p>
+<p class="notes">Edwardにメールを送る時にEdwardの公開鍵を使用したので、解読にはEdwardの秘密鍵が必要です。Edwardの秘密鍵はEdwardにしかありませんので、Edwardだけがそのメールを解読できます。そのメールを送信したあなたでさえ解読できません。</p>
<!-- ~~~~~~~~~ Troubleshooting ~~~~~~~~~ -->
<div class="troubleshooting">
<h4>トラブル・シューティング</h4>
<div class="main">
<h3><em>注意:</em> セキュリティーのヒント</h3>
<p>メールを暗号化しても、メールの件名は暗号化されません。そこにはプライベートな情報を入力しないほうがいいのです。宛先も、発信人のアドレスも暗号化されませんので、監視システムに読まれる可能性があります。添付文書を送るときには、それも暗号化するかどうかがたずねられます。</p>
+
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #step-headers_unencrypted .step-->
<!-- ~~~~~~~~~ section introduction: interspersed text ~~~~~~~~~ -->
<div class="section-intro">
<h2><em>#4</em> 信頼の輪</h2>
- <p>電子メールの暗号化は信頼できる技術なのですが、実は一つ欠点があります。つまり、ある人の公開鍵は本当にその人の公開鍵なのか、確認できる方法が必要なのです。そうでないと「なりすまし」、つまり悪意の第三者があなたの友人の名前を使って新しい電子メールのアカウントを開き、そのアカウントのための鍵ペアを作成して、その友人の振りをすることができてしまいます。それを防ぐために、暗号化メールのソフトを作ったフリーソフトの開発者が鍵署名と信頼の輪を作りました。</p>
+ <p>電子メールの暗号化は信頼できる技術なのですが、実は一つ欠点があります。つまり、ある人の公開鍵は本当にその人の公開鍵なのか、確認できる方法が必要���のです。そうでないと「なりすまし」、つまり悪意の第三者があなたの友人の名前を使って新しい電子メールのアカウントを開き、そのアカウントのための鍵ペアを作成して、その友人の振りをすることができてしまいます。それを防ぐために、暗号化メールのソフトを作ったフリーソフトの開発者が鍵署名と信頼の輪を作りました。</p>
<p>あなたが誰かの公開鍵に署名することで、その公開鍵が偽物ではなく、本当にその人の鍵だとあなたが公言するのです。あなたの公開鍵にもだれかが署名をして、公開鍵が何回署名されたかを見ることができます。あなたが長期間GnuPGを使っていれば、何百もの署名がついていることでしょう。信頼の輪とはGnuPGの全ユーザで構成され、互いの署名によって裏打されている相互信頼の巨大なネットワークです。鍵に署名が多くついているほど、そしてその署名者の鍵にも署名が多くついているほど、その鍵の信用性が高くなるのです。</p>
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #step-4a .step -->
+
<!-- ~~~~~~~~~ a div for each step ~~~~~~~~~ -->
<div id="step-sign_real_keys" class="step">
<div class="main">
<h3><em>重要:</em> 無効な鍵に注意</h3>
<p>GnuPGはメールをより安全にするのですが、無効な公開鍵が悪意のある者に渡る可能性があるので、気をつけなければいけません。無効な公開鍵で暗号化された電子メールは無差別監視プログラムに読まれるかもしれません。</p>
<p>メールプログラムでEdwardからの2番目のメールを開いてください。Edwardがあなたの公開鍵で暗号化したので、まず間違いなくEnigmailからの「Enigmail:このメッセージの一部が暗号化されています」というメッセージが表示されているでしょう。</p>
-<p>GnuPGを使うようになったら、このメッセージバーをいつも見る習慣を身に付けてください。信頼のできない鍵で暗号化されたメールを受信したときにEnigmailは自動的に警告を表示します。</p>
+<p><b>GnuPGを使うようになったら、このメッセージバーをいつも見る習慣を身に付けてください。信頼のできない鍵で暗号化されたメールを受信したときにEnigmailは自動的に警告を表示します。</b></p>
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #step-5b .step -->
<div id="step-lost_key" class="step">
<div class="main">
<h3><em>重要:</em> 秘密鍵が盗まれたら、すぐに対策をとる</h3>
- <p>秘密鍵をなくしてしまったとか盗まれた場合、その秘密鍵で誰かがあなたへのメールを読んだりする前に、できるだけ早く失効させることが大事です。コンピューター自体を盗まれた場合や、コンピューターにネットワークから侵入された場合など、すぐに対策しましょう。鍵を失効させる方法はこのガイドの対象ではありませんので、<a href="https://www.gnupg.org/gph/en/manual.html#AEN305">GnuPGの公式サイト</a>を見てその方法を実行してください。失効ができたら、あなたにメールを送りそうな人全員に連絡してください。</p>
+ <p>秘密鍵をなくしてしまったとか盗まれた場合、その秘密鍵で誰かがあなたへのメールを読んだりする前に、できるだけ早く失効させることが大事です。コンピューター自体を盗まれた場合や、コンピューターにネットワークから侵入された場合など、すぐに対策しましょう。鍵を失効させる方法はこのガイドの対象では���りませんので、<a href="https://www.gnupg.org/gph/en/manual.html#AEN305">GnuPGの公式サイト</a>を見てその方法を実行してください。失効ができたら、あなたにメールを送りそうな人全員に連絡してください。</p>
</div><!-- End .main -->
</div><!-- End #step-lost_key .step-->
<p class="notes">Start writing your public key fingerprint anywhere someone would see your email address: your social media profiles, blog, Website, or business card. (At the Free Software Foundation, we put ours on our <a href="https://fsf.org/about/staff">staff page</a>.) We need to get our culture to the point that we feel like something is missing when we see an email address without a public key fingerprint.</p>
</div><!-- End .main
- </div><!-- End #step-5d .step-->
+ </div> End #step-5d .step-->
</div>
</section><!-- End #section5 -->
+
+
<!-- ~~~~~~~~~ Section 6: Next steps ~~~~~~~~~ -->
<section class="row" id="section6">
<div id="step-click_here" class="step">
<footer class="row" id="footer">
<div>
<div id="copyright">
- <h4><a href="https://u.fsf.org/ys"><img alt="Free Software Foundation" src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/fsf-logo.png"></a></h4>
+ <h4><a href="https://u.fsf.org/ys"><img alt="Free Software Foundation" src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/fsf-logo.png" /></a></h4>
<p>Copyright © 2014 <a href="https://u.fsf.org/ys">Free Software Foundation</a>, Inc. <a href="https://my.fsf.org/donate/privacypolicy.html">Privacy Policy</a>. <a href="https://u.fsf.org/yr">Join.</a></p>
- <p><em>Version 3.0. Japanese translation by Silvan Jegen and Fred Okayama. Source code of Edward reply bot by Josh Drake <zamnedix@gnu.org> available under the GNU General Public License.</em></p>
+ <p><em>Version 3.0. Japanese translation by Silvan Jegen and Fred Okayama. <a href="http://agpl.fsf.org/emailselfdefense.fsf.org/edward/CURRENT/edward.tar.gz">Source code of Edward reply bot by Josh Drake <zamnedix@gnu.org> available under the GNU General Public License.</a></em></p>
<p>このページの画像に<a href="https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/">Creative Commons Attribution 4.0 license (or later version)</a>が使われ、他のものには<a href="https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0">Creative Commons Attribution-ShareAlike 4.0 license (or later version)</a>が使用されています。— <a href="http://www.gnu.org/licenses/license-list.html#OtherLicenses">なぜこのライセンス?</a></p>
<p><a href="emailselfdefense_source.zip">このガイドの</a>ソースをダウンロード。 このガイドとインフォグラフィックに使われているフォント:<a href="https://www.google.com/fonts/specimen/Dosis">Dosis</a> by Pablo Impallari, <a href="http://www.google.com/fonts/specimen/Signika">Signika</a> by Anna Giedryś, <a href="http://www.google.com/fonts/specimen/Archivo+Narrow">Archivo Narrow</a> by Omnibus-Type, <a href="http://www.thegopherarchive.com/gopher-files-hacks-pxl2000-119351.htm">PXL-2000</a> by Florian Cramer.</p>
<p>
</p>
</div><!-- /#copyright -->
<p class="credits">
- インフォグラフィックとガイドのデザインby <a rel="external" href="http://jplusplus.org"><strong>Journalism++</strong> <img src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/ja/jplusplus.png" alt="Journalism++" /></a>
+ インフォグラフィックとガイドのデザインby <a rel="external" href="http://jplusplus.org"><strong>Journalism++</strong> <img src="//static.fsf.org/nosvn/enc-dev0/img/jplusplus.png" alt="Journalism++" /></a>
</p><!-- /.credits -->
</div>
</footer><!-- End #footer -->