#6 次のステップ

GnuPGを使ってとにかくメールを暗号化できるようになり、無差別監視への抵抗も始めました。ご自分に何かごほうびを考えましょう。次に、ここまでの努力がもっと有効活用される方法を紹介します。

活動に加わりましょう

ネットワーク上であなたのプライバシーを守るために、今日は大きな進展がありました。ひとりずつの行動も大切ですし、共同行動も必要です。無差別な監視をやめさせるために、私たちはすべてのコンピューター利用者の自治と自由に向けた行動を築こうとしています。ぜひFree Software Foundationのメーリングリストに登録してください。仲間を見つけて、いっしょに活動しましょう。

 GNU Social  Pump.io Twitter

GNU SocialやPump.ioがTwitterよりも優れている理由


友人を誘ってください

これは電子メールの暗号化を促進する、一番大切な作業です。

もうひとつ、ぜひFSFのシェアするを参考にしてあなたの知人やお友だちにも、メールの暗号化をいっしょにすすめるようにお願いしてください。先ほど作ったあなたのGnuPG公開鍵のIDも皆さんに知らせてください。そうすればお友だちはすぐにあなたの公開鍵をダウンロードできます。

メールを送る相手が暗号化メールを受信できることを知らせるために、自分の公開鍵のフィンガープリントをメールの署名欄にも含めましょう。

その上に、SNS、ブログ、ウェブサイト、名刺など、メールアドレスを書くときはいつも公開鍵のフィンガープリントも一緒に書いておくようにしましょう。Free Software Foundationのスタッフもそうしています。公開鍵のフィンガープリントがないメールアドレスを見たら、「何か足りないんじゃない?」と聞きたくなるような文化を作っていきたいものです。

ディジタルライフをもっと守りましょう

インスタントメッセージ、ハードディスク、オンラインシェアリングなどを監視から守るための技術をFree Software Directoryのプライバシー・パックprism-break.orgで知ることができます。

あなたがWindowsやMac OSのような自由でないOSをお使いだったら、プライバシー面でも非常に効果のあるGNU/Linuxのような自由なOSへの切替えを検討されてはいかがでしょうか。これだけでもあなたのコンピューターの「隠された裏口」から侵入されるおそれは格段に低くなります。Free Software Foundationが認定したGNU/Linuxのリストも用意してあります。

メールの自己防衛ツールをもっと良く便利なものに

このガイドについてのフィードバックや提案を書いてください。翻訳も大歓迎です。翻訳していただけるならまずcampaigns@fsf.orgへメールを送ってください。翻訳担当者から連絡をさしあげます。

プログラミングに興味のお持ちの方はGnuPGEnigmailに直接貢献ができます。

FSFでは電子メール自己防衛を普及させたり、他にも便利なツールを作っています。FSFをどうぞ支援してください。

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