From: Silvan Jegen Date: Sat, 28 Jun 2014 08:50:23 +0000 (+0200) Subject: Add steps to win and mac X-Git-Url: https://vcs.fsf.org/?a=commitdiff_plain;h=fe0a07dc0aea1b7542f1f01730d251c5b617e4ed;p=enc.git Add steps to win and mac --- diff --git a/ja/mac.html b/ja/mac.html index c66b4c03..999d9d7c 100644 --- a/ja/mac.html +++ b/ja/mac.html @@ -73,8 +73,9 @@

- View & share our infographic → + View & share our infographic → 無差別な監視は人権の侵害であり、言論の自由と対立するものです。このガイドでは、このような監視に対する自衛手段としてメールの暗号化を説明します。このガイドを読み終えれば、監視エージェントやデータ泥棒には読めないメールを送受信することができるようになります。必要なのはインターネットに接続できるパソコンとメールアカウントの他には、ほんの30分ほどです。 +

何も隠そうと思うものがなくても、暗号化技術を使えば相手のプライバシーを守り、無差別監視システムによる侵害を困難にします。もし大事で隠すべき何かをお持ちなら、頼りになるツールがすでにあります。このツールはエドワード・スノーデンが貴重な秘密情報を報道機関に送るためにも使ったものです。

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#1 必要な部品を集めよう

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このガイドで登場するソフトウェアは自由なソフトウェアライセンスに基づいています。そのようなソフトは完全な透明性があり、誰でもコピーができ、自分だけのバーションを作ることもできます。そういう特徴があるため、フリーソフトウェアライセンスのソフト(短くフリーソフト)は(Windowsのような)プロプライエタリソフト、つまりは売っている会社だけが中身を知っているようなソフトよりよほど監視しにくいのです。詳しくはfsf.orgをご覧ください。

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このガイドで登場するソフトウェアは自由なソフトウェアライセンスに基づいています。そのようなソフトは完全な透明性があり、誰でもコピーができ、自分だけのバーションを作ることもできます。そういう特徴があるため、フリーソフトウェアライセンスのソフト(短くフリーソフト)は(Windowsのような)プロプライエタリソフト、つまりは売っている会社だけが中身を知っているようなソフトよりよほど監視しにくいのです。詳しくはfsf.orgをご覧ください。

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GNU/LinuxのオペレーティングシステムはほとんどにあらかじめGnuPGがインストールされているので、ダウンロードする必要はありません。でもGnuPGを設定する前に、デスクトップ用のメールプログラムをインストールしなければならないのです。うまい具合にほとんどのGnu/LinuxのディストリビューションではフリーソフトのThunderbirdというメールプログラムをインストールできます。ブラウザーを使ってもGmailのようなメールアカウントをアクセスできますが、Thunderbirdを始めとするメールプログラムはブラウザーよりも多機能です。

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GNU/LinuxのオペレーティングシステムはほとんどにあらかじめGnuPGがインストールされているので、ダウンロードする必要はありません。でもGnuPGを設定する前に、デスクトップ用のメールプログラムをインストールしなければならないのです。うまい具合にほとんどのGnu/LinuxのディストリビューションではフリーソフトのThunderbirdというメールプログラムをインストールできます。ブラウザーを使ってもGmailのようなメールアカウントをアクセスできますが、Thunderbirdを始めとするメールプログラムはブラウザーよりも多機能です。

そういうメールプログラムがもうパソコンにインストールされているなら、1.Bに進んでください。

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1.B GPGToolsをダウンロードすることで、GnuPGを手に入れる

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ステップ1.B GPGToolsをダウンロードすることで、GnuPGを手に入れる

GPGToolsはGnuPGを含めているソフトウェアのパッケージです。そのパッケージをダウンロードし、既定の設定を選んでインストールしてください。インストールが終わったら、表示されたウインドーズを閉じましょう。

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1.C Enigmail(エニグメール)プラグインをメールプログラムにインストール

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ステップ1.B Enigmail(エニグメール)プラグインをメールプログラムにインストール

メールプログラムのメニューの中から「アドイン」を選択してください。これはたいてい「ツール」というメニューの下にあります。必要な拡張機能を、左側のマークで選択します。すでにEnigmailが表示されていれば、すぐ次のステップは飛ばしてください。

表示されていなければ、上の検索バーを使って Enigmailを検索して、プラグインをインストールしてください。インストールが完了したら、メールプログラムを再起動してください。

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Step 2.A: Make a Keypair

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2.A 自分専用のキーペアを作る

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ステップ2.A 自分専用のキーペアを作る

電子メールプログラムのメニューでOpenPGP→設定ウィザードを選択してください。ウィザードの始めの方のウィンドウに現れる説明は読まなくてもいいですが、後のウィンドウの説明は重要です。

2番目の「サインする」または「署名する」というウィンドウでは、「いいえ、むしろ宛先別のルールによって署名が必要なメールを作成する」を選択してください。

「キーを作る」という名前のウィンドウになるまでは既定(デフォルト)の設定を選んでください。

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2.B 公開鍵をキーサーバーにアップロードする

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ステップ2.B 公開鍵をキーサーバーにアップロードする

メールプログラムのメニューでOpenPGP→キー管理を選択してください。

生成した公開鍵を右クリックして、「公開鍵をキーサーバーにアップロード」を選んでください。ポップアップ表示される既定(デフォルト)のキーサーバーをそのまま使いましょう。

これであなたへ暗号化されたメールを送ろうとする人が、あなたの公開鍵をインターネットからダウンロードできるようになりました。アップロードするときにキーサーバーがいくつか表示されていてその中から選択できるのですが、実はどれも互いにコピーをとっています。つまりどのキーサーバーへアップロードしても同じ結果になるのです。ただ、公開鍵をアップロードすると他のサーバーへコピーされるまでに数時間かかる場合もあります。

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Try it out.

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3.A Edwardに公開鍵を送る

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ステップ3.A Edwardに公開鍵を送る

だれか人にメールするときは、このステップは不要です。電子メールプログラムのメニューでOpenPGP→キー管理を選択してください。表示されるリストに自分の鍵が表示されるはずです。そのキーを右クリックして、コンテキストメニューの「電子メールで公開鍵を送る」を選択してください。新規作成ボタンを押したときと同様に新しいメールの作成ウィンドウが開きます。

宛先フィールドに「edward-ja@fsf.org」と入力します。メールの件名フイールドと本文にもそれぞれ何か一言を書いて、メールを送信してください。

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3.B テストの暗号化メールを送信

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ステップ3.B テストの暗号化メールを送信

電子メールのプログラムで「edward-ja@fsf.org」に宛てたメールを新規作成してください。件名を「暗号化テスト」とか、そんなものにして、メールの本文にも何か適当な内容を書きます。まだ送信しないでください。

新規作成ウィンドウの右下の鍵のアイコンをクリックします。そのアイコンが黄色に変わっているはずです。このアイコンをクリックすると、前のステップでダウンロードした公開鍵を使ってEnigmailにメールを暗号化させます。

鍵アイコンのとなりに鉛筆アイコンがあります。これはメールに特別な、唯一の署名を添付するためのものです。この署名はあなたの秘密鍵から生成されますが、暗号化とはまだ別なものです。このガイドではまだ使わないことにします。

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3.C 返信を受ける

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ステップ3.C 返信を受ける

メールが届くとEdwardでは自分の秘密鍵であなたの暗号化メールを解読し、次にあなたの公開鍵をキーサーバーからダウンロードし、それを使って暗号化した返事を送ります。

Edward宛にメールを送った時、Edwardの公開鍵を使用したので、解読にはEdwardの秘密鍵が必要です。Edwardの秘密鍵はEdwardにしかありませんので、Edwardだけがそのメールを解読できます。そのメールを送信したあなたでさえ解読できません。

Edwardからの自動返信が届くまで2、3分かかりますので、その間に「GnuPGを上手く使う」のセクションをご覧になるのもいいでしょう。

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Section 4: Web of Trust

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4.A 鍵に署名する

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ステップ4.A 鍵に署名する

電子メールのソフトのOpenPGP→キー管理をクリックします。

Edwardの公開鍵を右クリックして、コンテキストメニューで「鍵に署名する」を選びます。

ポップアップが表示されるので「返事はしない」を選んでからOKをクリックしてください。

diff --git a/ja/windows.html b/ja/windows.html index 03f42fa7..e0618ee1 100644 --- a/ja/windows.html +++ b/ja/windows.html @@ -96,7 +96,7 @@
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#1 Get the pieces

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#1 必要な部品を集めよう

このガイドで登場するソフトウェアは自由なソフトウェアライセンスに基づいています。そのようなソフトは完全な透明性があり、誰でもコピーができ、自分だけのバーションを作ることもできます。そういう特徴があるため、フリーソフトウェアライセンスのソフト(短くフリーソフト)は(Windowsのような)プロプライエタリソフト、つまりは売っている会社だけが中身を知っているようなソフトよりよほど監視しにくいのです。自分の自由を守るためにも、プライベートの情報をかんししにくくするためにも、GNU/Linuxのような、自由なオペレーティングシステムに切り替えることをおすすめします。詳しくはfsf.orgをご覧ください。

まずはデスクトップ用のメールプログラムをインストールしなければならないのです。このガイドはフリーソフトのThunderbirdというメールプログラムを使って、GnuPGの使い方を説明します。ブラウザーを使ってもGmailのようなメールアカウントをアクセスできますが、Thunderbirdを始めとするメールプログラムはブラウザーよりも多機能です。

そういうメールプログラムがもうパソコンにインストールされているなら、1.Bに進んでください。

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Step 1.A: Install Wizard

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1.A メールプログラムに自分のメールアカウントを設定する(まだ設定済でない場合)

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ステップ1.A メールプログラムに自分のメールアカウントを設定する(まだ設定済でない場合)

メールプログラムを起動し、ウィザードの指示に従ってメールアカウントを設定してください。

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1.B GPG4Winをダウンロードすることで、GnuPGを手に入れる

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ステップ1.B GPG4Winをダウンロードすることで、GnuPGを手に入れる

GPG4WinはGnuPGを含めているソフトウェアパッケージです。そのパッケージをダウンロードし、既定の設定を選んでインストールしてください。インストールが終わったら、表示されたウインドーズを閉じましょう。

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1.C Enigmail(エニグメール)プラグインをメールプログラムにインストール

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ステップ1.C Enigmail(エニグメール)プラグインをメールプログラムにインストール

メールプログラムのメニューの中から「アドイン」を選択してください。これはたいてい「ツール」というメニューの下にあります。必要な拡張機能を、左側のマークで選択します。すでにEnigmailが表示されていれば、すぐ次のステップは飛ばしてください。

表示されていなければ、上の検索バーを使って Enigmailを検索して、プラグインをインストールしてください。インストールが完了したら、メールプログラムを再起動してください。

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Step 2.A: Make a Keypair

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2.A 自分専用のキーペアを作る

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ステップ2.A 自分専用のキーペアを作る

電子メールプログラムのメニューでOpenPGP→設定ウィザードを選択してください。ウィザードの始めの方のウィンドウに現れる説明は読まなくてもいいですが、後のウィンドウの説明は重要です。

2番目の「サインする」または「署名する」というウィンドウでは、「いいえ、むしろ宛先別のルールによって署名が必要なメールを作成する」を選択してください。

「キーを作る」という名前のウィンドウになるまでは既定(デフォルト)の設定を選んでください。

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2.B 公開鍵をキーサーバーにアップロードする

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ステップ2.B 公開鍵をキーサーバーにアップロードする

メールプログラムのメニューでOpenPGP→キー管理を選択してください。

生成した公開鍵を右クリックして、「公開鍵をキーサーバーにアップロード」を選んでください。ポップアップ表示される既定(デフォルト)のキーサーバーをそのまま使いましょう。

これであなたへ暗号化されたメールを送ろうとする人が、あなたの公開鍵をインターネットからダウンロードできるようになりました。アップロードするときにキーサーバーがいくつか表示されていてその中から選択できるのですが、実はどれも互いにコピーをとっています。つまりどのキーサーバーへアップロードしても同じ結果になるのです。ただ、公開鍵をアップロードすると他のサーバーへコピーされるまでに数時間かかる場合もあります。

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Try it out.

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3.A Edwardに公開鍵を送る

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ステップ3.A Edwardに公開鍵を送る

だれか人にメールするときは、このステップは不要です。電子メールプログラムのメニューでOpenPGP→キー管理を選択してください。表示されるリストに自分の鍵が表示されるはずです。そのキーを右クリックして、コンテキストメニューの「電子メールで公開鍵を送る」を選択してください。新規作成ボタンを押したときと同様に新しいメールの作成ウィンドウが開きます。

宛先フィールドに「edward-ja@fsf.org」と入力します。メールの件名フイールドと本文にもそれぞれ何か一言を書いて、メールを送信してください。

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3.B テストの暗号化メールを送信

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ステップ3.B テストの暗号化メールを送信

電子メールのプログラムで「edward-ja@fsf.org」に宛てたメールを新規作成してください。件名を「暗号化テスト」とか、そんなものにして、メールの本文にも何か適当な内容を書きます。まだ送信しないでください。

新規作成ウィンドウの右下の鍵のアイコンをクリックします。そのアイコンが黄色に変わっているはずです。このアイコンをクリックすると、前のステップでダウンロードした公開鍵を使ってEnigmailにメールを暗号化させます。

鍵アイコンのとなりに鉛筆アイコンがあります。これはメールに特別な、唯一の署名を添付するためのものです。この署名はあなたの秘密鍵から生成されますが、暗号化とはまだ別なものです。このガイドではまだ使わないことにします。

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3.C 返信を受ける

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ステップ3.C 返信を受ける

メールが届くとEdwardでは自分の秘密鍵であなたの暗号化メールを解読し、次にあなたの公開鍵をキーサーバーからダウンロードし、それを使って暗号化した返事を送ります。

Edward宛にメールを送った時、Edwardの公開鍵を使用したので、解読にはEdwardの秘密鍵が必要です。Edwardの秘密鍵はEdwardにしかありませんので、Edwardだけがそのメールを解読できます。そのメールを送信したあなたでさえ解読できません。

Edwardからの自動返信が届くまで2、3分かかりますので、その間に「GnuPGを上手く使う」のセクションをご覧になるのもいいでしょう。

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Section 4: Web of Trust

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4.A 鍵に署名する

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ステップ4.A 鍵に署名する

電子メールのソフトのOpenPGP→キー管理をクリックします。

Edwardの公開鍵を右クリックして、コンテキストメニューで「鍵に署名する」を選びます。

ポップアップが表示されるので「返事はしない」を選んでからOKをクリックしてください。